第二十一稿「騙されない方法(1)」
こんにちは。
本日は「騙されない方法(1)」について。
騙しをする人は沢山いる。
だから前もって対策を練っておく必要がある。
しかし、騙す側もプロである。
見抜くのは非常に難しい。
また、騙す側にも二(2)パターンいる。
・悪い事と知りながら騙すタイプ
・悪い事と気づかずに騙すタイプ
この二つである。
厄介なのは後者タイプである。
本人は良いことだと思って話をしてくるので非常に見抜くのが難しい。
騙されないために一番有効なのは話に乗らないことである。
しかしそれではチャンスも逃してしまうかもしれない。
ではどのようにしたら良いだろうか。
まずはその場で即決せず、きちんとした情報を取り入れ、良く検討することが大切である。
その場で執拗に結論を急かす場合などは要注意である。
しかし、話し手も巧みである。
「こんな話二度と来ない」、「あと一枠しか空きがない」、「この後話す人で埋まっちゃうかもしれない」などと迫ってくる。
そんな時は良く考えてみてほしい。
“何故そんな貴重な話が自分なんかに回って来るのだろう”と。
騙す側が勿論悪いが、騙される側にもその原因がある場合が多い。
良く騙される人は自分を過大評価しているか、自分を客観視出来ていないか、どちらかが多い。
だから、まずは自分を過大評価せず、客観視するようになれば、騙される事はかなり減少する。
その場で判断出来るのは熟練の経営者や投資家である。
それを十分に理解し、
どんなに良い話であっても
“即決せずに持ち帰る”
まずはここから取り入れてみてほしい。
しかし、それだけでしっかり選別出来るだろうか。
次稿では、もう少し細かな方法を記載する。
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あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。
第二十稿「事業内容の表と裏」
こんにちは。
本日は「事業内容の表と裏」について。
事業を展開する上では、
・表の事業
・裏の事業
をした方が良い。
仕事をする上で“収益”は必須である。
しかし、収益を獲得しやすい仕事は、
“地味・つまらなそう・目立たなそう”
というイメージのものが多い。
また、皆が羨むような仕事は、
“キラキラしている・楽しそう”
というイメージのものが多い。
収益だけを出していても、仕事がつまらなければ、社員は辞めていく。
収益を求めず楽しい仕事だけをしていれば社員は辞めないけど、会社は潰れる。
だから、どちらも取り入れ、
この会社で“働きたい”という
楽しそうな“表の事業”と、
収益を維持するための“裏の事業”を
並行して行うとスムーズである。
表の事業、裏の事業
と聞くと裏の事業は悪いことをしているのではないかと、捉えてしまうかもしれないので、言葉を変えると、
表の事業=ポーズとしての仮事業
裏の事業=会社としての本事業
ということである。
つまりは、
周囲を楽しませたり、社員を楽しませたりする、言わばパフォーマンスのような事業(表の事業)と、
会社の基盤となる、収益を重視した、核となるような事業(裏の事業)を、
上手くバランスを取って進めていけば良い。
そのような会社は多数ある。
例えば、
世間が羨むようなキラキラとした仕事のイメージが付いている会社が、実は核となる事業(※収益面で)が企業買収(M&A)であったりなど。
世間、社員へのイメージとなる事業
会社の収益となる核な事業
そんな二つの顔を持ちながら、仕事をしていくことをオススメしたい!
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あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。
第十九稿「コスト削減」
こんにちは。
本日は「コスト削減」について。
利益の増やし方は二つある。
・単に売上を上げて利益を増やす
・売上を維持したまま経費を削減する
異なる二社、A社B社が同じ年間売上5000万円であったとしても
A社が経費や人件費など1500万円
B社が経費人件費など3500万円
だった場合では利益は全く異なる。
法人でも個人でも
売上(経費や人件費など+利益)は高額だが、蓋を開けてみれば“赤字”なんてことは良くある。
同じようにかけるコストでも、かけ方によっては後々多大な影響が現れる。
どれが正しい、ということはない。
ただ、かけなくても良いコストや、
減らせるものは減らし、コスト削減した方が良い。
そのためには、自社で出来ることは自社でしていった方が良い。
それはコスト削減にもなるが、他社へ発注する際もスムーズになる。
結果、トラブルの防止にも繋がり、仕事の効率も上がる。
例えば、Web制作をする場合、自社で出来れば一番のコスト削減になる。
大変だが、自分か若しくは社員に習得させた方が良い。
自社では出来ない部分のみを他社へ発注をすれば良い。
その際に、何も知識がない人が発注するよりも、知識がある人が発注をした方が、要望も簡潔に伝えられ、お互いに理解も早く、スムーズになる。
また、社員が学んだことは全てマニュアルとして資料に残しておくと良い。
それがまた新たな社員のための役に立つ。
そうやって新たな事や知識を取り入れていき、自社で出来ることは自社で行っていくことが“一番のコスト削減”に繋がる。
売上を上げることも大切だが、
コスト削減をすれば“利益”を上げていけることも忘れずに実践することをオススメしたい!
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第十八稿「付加価値」
こんにちは。
本日は「付加価値」について。
商売の基本は、
「安く仕入れて(又は製造して)、それより高く売る」
である。
しかし、それだけでは全く同じ商品A(1000円)と商品B(1200円)がある場合、
消費者目線だと勿論安い方が選ばれる。
そんな価格競争に負けないためには“付加価値”を付けた方が良い。
“付加価値”というのは様々あり
「おまけが付いている」
「可愛い包装をしてくれる」
「接客が親切で丁寧」
「24時間対応」
「配送サービス付き」
「商品保証期間が長い」
などなど。
同じ商品でも“付加価値”をいかに付けていくかによって、その商品の価値は上がっていく。
それにより、
原価が200円の
・商品A 1000円
・付加価値を付けた商品B 1200円
付加価値を付けることにより
「同じ商品を売る」という行動に対して、得られる対価が変わってくる。
これは単に売上を伸ばすだけでなく、仕事の効率を上げることに繋がる。
それに、良いサービスの付加価値を付けることで、お客のリピーターが増えれば、営業業務の効率化にも繋がってくる。
この“付加価値”というものを工夫することが、厳しい社会で生き残るためのヒントになるので、是非オススメしたい!
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あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。
第十七稿「三種目の経営者」
こんにちは。
本日は「三種目の経営者」について。
前稿で経営者には二種類いる、と記載した。
しかし、実は三種目の経営もある。
新しい会社や、資金にあまり余裕がない際に有効である。
どのようなスタイルかと言うと、
“既存のサービスA”と“既存のサービスB”を組み合わせて“オリジナルサービスC”を造り出す方法である。
例えば“自動車”関係の仕事をしたい場合。
自動車メーカーになろうとしたら、莫大な資金と工場などが必要となる。
そんな際に、
“既存商品の○○メーカーの自動車”と“レンタル”を組み合わせ“レンタカー”という新たなサービスが生まれる。
まさに、この戦法が三種目の経営である。
この経営方法は、
・ちょっとしたアイディア
・ある程度の資金
・リスクに対するリターンのバランス
など、必要となるスキル能力やリスク&リターンのバランスが取れていて、実践しやすい。
セレクトショップなども同様である。
“集客力のある施設や立地、仕組み”と“既存商品”を組み合わせ“お客が良い商品を探す手間を省く”を新しいサービスにする。
また、
“インターネット販売”+“既存商品”=“通販サービス”
“インターネット注文”+“宅配”=“宅配ピザ”
なども同じである。
“既存サービス”と“既存サービス”を組み合わせることにより“新たなサービス”を生み出す。
これが三種目の経営者である。
自分が三種のどれに当てはまるのか、是非参考にしてもらいたい!
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第十六稿「二種類の経営者」
こんにちは。
本日は「二種類の経営者」について。
世の中には大きく分けて二種類の経営者がいる。
・新しいものを造り出す経営者
・新しいものを取り囲む経営者
このどちらかである。
前者造り出す側は、
例えば、メーカーやアプリ開発、新サービス提供、店舗などの事業が多く、
後者取り囲む側は、
例えば、下請け業や、制作、営業、技術職などの事業が多い。
どちらが良い訳でも悪い訳でもない。
この構成を理解しているかが問題である。
双方のメリット、デメリットを挙げる。
前者は、
メリットとして、自分達が主体であるため、全面的に決定権があり、利益配分も自由であり、見返りが大きい。
デメリットは失敗した際のリスクが大きく、その場合の損益が大きい。
後者は、
メリットは、金銭的なリスクが低い場合が多く、ビジネスを造り出すという労力が不要。
デメリットは、クライアント次第になりやすく、仕事の自由度が低い。
前者が得意な人もいれば、後者が得意な人もいる。
しかしながら、世界や日本の業績が伸びている企業を見てみよう。
アップル、マイクロソフト、フェイスブック、トヨタ自動車、グーグル、コカ・コーラ、インテル、ナイキ、アマゾン…
どれも新しいものを造り出す、
メーカーやアプリ開発、新サービス提供、店舗などである。
“造り出す”仕事の方が圧倒的に成長するのである。
では“造り出す”仕事をと…
誰でも出来るものではない。
これは本当に難しい。
何故なら、
【天才的なひらめき+費用+消費者の気持ち+時代の流れ+周囲の助け+豊富な経験+運】
が必要だからである。
常人にはなかなか厳しい。
しかし、実は常人にも叶えやすい“裏技”がある。
・新しいものを造り出す経営者
・新しいものを取り囲む経営者
この中間となる“三種目”の経営者を目指すことである。
それはまた次回に。
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第十五稿「上下関係の在り方と回避法」
こんにちは。
本日は「上下関係の在り方と回避法」について。
仕事をし始めの頃や独立したての頃など、人との付き合いに非常に手こずる。
初めて会う方と名刺交換をして、付き合いを重ねていくと、どうしても上下関係が出来てしまう。
これは仕方のないことではある。
・キャリアの長い側
・資金力の強い側
いずれかを兼ね備えていると、仕事を優位に進めていくことが出来る可能性が高い。
これにより見えない“上下関係”が生まれてしまう。
勿論、キャリアを積めば、資金力があれば、自分が優位に進めて行きやすくなる。
しかし、仕事をし始めた頃や、独立したての頃ではどちらも厳しく、対等に仕事を進めていくことは困難な場合が多い。
(※ここから先はあくまでも個人の見解です。)
その場合、どのように上下関係を保てば良いのか。
キャリアもない、資金もなければ、“情報量”で勝てば良い。
仕事・プライベート関係なく、雑多な情報を抱えている人というのは、重宝されやすく、優位に立ちやすくなる。
だから、独立してまずやるべきことは“情報収集”であるとも言える。
社会常識は勿論、仕事、流行り、娯楽、恋愛など幅広い情報収集をしておくと非常に役に立つ。
“この人は何でも知っている”ということがキャリアや資金に対抗する“鎧と武器”の役目を果たしてくれる。
従って、理不尽な上下関係を回避していくためには幅広い“情報量”を集めることをオススメしたい!
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第十四稿「トラブル防止には…」
こんにちは。
本日は「トラブル防止には…」について。
トラブルに繋がりやすい事例ナンバーワンと言える問題が“言った言わない”の水掛論だと思う。
記憶というのは中々曖昧なもので、約束した内容がどんどん変わっていってしまう場合がある。
そんな際にいくら「間違ってるよ!」と伝えても「いや、そんなことはない」と
最終的には力関係が強い方の意見で決定していき、弱いものは泣き寝入りをしなくてはならなくなる。
そんな理不尽なことを阻止するためには「お互いが共有出来る証拠」を残しておく必要がある。
これだけで多数のトラブルを防ぐことが出来る。
契約書を交わすのが一番良い証拠になるのだが、些細なことで毎回毎回は現実的ではない。
そんな時は互いに共有出来るよう、文面に起こし、相手宛にメール等で送っておくと良い。
例えば、打合せや電話で決めた内容は、
“本日の打合せ内容のまとめ”
などとしてメールなどにまとめて送る。
それが後で議論になった際に、証拠として非常に役に立つ。
※メールが一番最適だが、LINE等でやり取りをする場合は、万が一消えないよう送信内容ページを“スクリーンショット”を取っておくと良い。
この際に予測されるトラブルを出来るだけ多く考え、細かく記載すると良い。
例えば、
「○○な場合は除く」
や
「○○な場合は別途費用が掛かるものとする」
など。
これが一番初歩的な“リスクヘッジ”であり、仕事を円滑に進めるための材料になる。
トラブル防止には、
「口約束や決め事は毎回“文面に起こして相手と共有する”こと」
をオススメしたい!
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第十三稿「仕事の任せ方」
こんにちは。
本日は「仕事の任せ方」について。
仕事が増えてきたり、幅を広げようとした時に、一人では身体や時間に限界が来る。
その際に、人を雇ったり、人を動かしたりすることになる。
そこに苦労する人は少なくない。
仕事を任せる際に大切なことは
“単純化”“明確化”させることである。
分かりやすい「マニュアル」を組み立てて、教えてあげることが大切だ。
部下がミスをして一方的に怒る方がいるが、部下のミスは上司の教育不足が原因なことが多い。
防止策としては、事前に起こりうるミスを想定して、マニュアルと共に教育をすれば良いのだ。
口で伝えれば分かるだろう?というのは理想的だが、口で上手に説明出来るスキルがないうちは、悪循環だ。
口で説明⇒分かりにくい⇒部下がミスをする⇒教え直す、怒る
かなり効率が悪い。
マニュアルを作成したり、文字に起こして説明してあげることは非常に手間だが、誰にも平等に伝わり、見直すことも出来る。
それを使って部下がまたその下の部下に教えてあげることが出来る。
“人各々が違う”という概念を持たなくては、必ず失敗する。
つまりは、同じことを同じように伝えても、“人によって捉え方・受け止め方”は異なってくるのだ。
それは、これまでの経験が違うので、仕方のないことだが、決して自分自身をベースに考えては、スムーズには進まない。
人に説明をしたり、教えたりする時は、
「誰が見ても平等な、誤解の生まれない、マニュアル作りや文面起こし」をオススメしたい!
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第十二稿「交渉方法」
こんにちは。
本日は「交渉方法」について。
交渉時に瞬時にYes Noを出したり、提案をするのは難しい。
その際に重要なのは“事前準備”だ。
つまり「予習」
交渉に大切なのは、事前に様々なパターンを想定して、様々パターンに対する“答え”を用意しておけば良い。
そうすれば焦ることはない。
そしてどの答えにも“2つ以上”の相手への提案を考えておこう。
理想は3つ以上である。
何故ならば「相手に選ばせる」ことが交渉では非常に重要だからである。
相手が「自分で選んだ」という事実を作れるのと、選択肢を用意することで、答えを“誘導”しやすい。
「松竹梅の法則」というものがある。
例えば、A、B、C3つのブランドの時計を販売する際に「B」を一番売りたいとする。
その場合、
A \1,198,000
B \398,000
C \88,000
比較対象があることにより、Cがより安っぽく見え、Aがより高級に見えてくる。
この際に無難にBを選択する確率が非常に上がるのだ。
もし、2つで提案する場合は、どちらを選んでも自分にメリットを作るように、同じバランスにすれば良い。
例えば、
A \1,198,000
B \398,000
のみの場合、
Aの場合は分割払いが可能
Bの場合は一括払いのみ
これは極端な例だが、お店にとっては高額なものを買って貰いたいが、分割よりは確実に支払ってもらえる一括払いの方が安心だ。
A「高額売上-安心」
B「少額売上+安心」
でバランスを取って提案をする。
若しくは、極端に差をつけて提案をする。
Aの場合は一括払いのみ
Bの場合は分割払いも可能
理不尽な条件ではあるが、これでは大半がBを選ばざるを得ない。
半強引にBを選択させたい時に有効だ。
これを交渉に応用するのだ。
このように交渉というのは、予習をして臨むものなのである。
よって自分に不利な選択をしないためには、綿密な予習をすれば良いと言える。
予習が勝った側が、より良い条件・環境を勝ち取れるのだ。
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