井上寛基「誰でも解る!易しい経営戦略の身に付け方!」

第二十七稿「取捨選択」

こんにちは。
本日は「取捨選択」について。

事業を進めていくと必ず
成果が出せたことと、
成果が出せなかったことと、
に分かれる。

当たり前である。


そう、“当たり前”なのである。

これを十分に理解し、進めていく必要がある。



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つまり、全体が“10”ある内の“7”が成果を出せることに対し、“3”はそもそも成果が出せないこと、なのである。(※比率は例えばの話)


判断を誤り、上記“3”の成果が出せないこと、に全力を注いでしまったら、間違いなく業績は下降するであろう。


出来れば
“10”の成果が欲しい
“10”の成功実績が欲しい

と思うのは当然である。


しかし、“7”と“3”を取ろうとしたばっかりに、“3”が足を引っ張り、“7”取れるはずのものが半減してしまった、などという話は良くある。


大事なことは「取捨選択」である。

“3”を捨て、残りの“7”に全力を注ぐ判断と勇気が大事である。



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欲張ってはいけない、ということである。


“捨てる勇気”
“残す決断力”

が重要である。


捨てずに進めていく、ということはまず有り得ない。


“成果が出せないこと”
“失敗すること”

は当たり前のことである。

だから

「取捨選択をしていく必要がある」

と認識することが大事である。


「二兎追うものが二兎も三兎も四兎も得られる」人は、

それだけの鍛錬を積んでいるからであって、

自分も含め凡人・弱者は、
ことわざ通り、

「二兎追うものは一兎をも得ず」

ということを再認識する必要がある。


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※このブログは社会において、自分のような“弱者”がいかに賢く仕事をしていくかを綴ったブログである。
あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。

第二十六稿「出来る人と出来ない人の違い(2)」

こんにちは。
本日は「出来る人と出来ない人の違い(2)」について。

※ここでの出来る人とは、仕事で成果を残せる人のことを表すものとする。

出来る人と出来ない人の違いは簡単なことである。


やるか、やらないかの差である。



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悩むことは大事だが「机上の空論」という言葉の通り、考えるだけでは何も分からない。


やってみないと分からないこと、
やってみないと知れなかったこと、
やってみないと気付かなかったこと、

等様々ある。


むしろその割合の方が大きい。

そこで得ることを“経験値”と呼び、経験値は知識になり“ノウハウ”へと形を変える。


新しいことを始めるには“勇気”が要る、“労力”が掛かる。


失敗も付き物である。


しかし、そうやって新たなことへの挑戦を重ねることにより、正確な判断が出来るようになる。


そして、そういう人は土壇場な場面に非常に強く力を発揮する。


出来る人というのはそうした多数の経験値から未来を予測する。


経験値が多いほど、その予測の精度は上がる。


正確な判断が出来ている人は、そう成るべくして成っている。


出来る人はやる。
出来ない人はやらない。


それだけの差で人生は180度変わる。



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そんな当たり前なことに

・気付かない人
・気付いているけど踏み出せない人

そんな人で溢れかえっている。


当たり前のことを積み重ね、
当たり前のように行動していれば、
当たり前のように上手くいく。



だからまずは踏み出してみることが大事である。


大それたことから始めるのではなく、

「“何故?”を直ぐ調べること」

を習慣づけることから始めることをオススメしたい。

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※このブログは社会において、自分のような“弱者”がいかに賢く仕事をしていくかを綴ったブログである。
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第二十五稿「出来る人と出来ない人の違い」

こんにちは。
本日は「出来る人と出来ない人の違い」について。

※ここでの出来る人とは、仕事で成果を残せる人のことを表すものとする。


出来る人と出来ない人の違いは簡単なことである。

決められたことを
決められた期日までに
出来るかどうかである。

これだけである。


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また、経営者としての素質も

決めたことを
決めた期日までに
(自分が)出来る又は(他人が)出来るようにサポート出来るかどうかである。


実に簡単且つシンプルである。


それを、毎日、毎月、毎年行うだけで良いのである。


これが出来る人と出来ない人の差である。


これだけの差である。



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才能やセンス、カリスマ性、なども必要ではある。

しかし、一番必要なことはこの

“決めたことを”
“決められた期日までに”
“出来るかどうか”

である。
また、それをいかに継続していけるかどうかが一番問われる才能やセンスである。


それがあるだけで、生涯仕事やお金などに困ることはないだろう。

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※このブログは社会において、自分のような“弱者”がいかに賢く仕事をしていくかを綴ったブログである。
あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。

第二十四稿「全てを聞いてはいけない」

こんにちは。
本日は「全てを聞いてはいけない」について。

スタッフやお客様からの様々な要望をさばいていかないといけない。

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「ああしてほしい、こうしてほしい」

それを、全てを聞いてはいけない。
また、情で決定してもいけない。


全てを聞けば、好かれるが、組織は衰退する可能性が高い。


冷静にお金と状況だけを見ることが第一である。


しかし、全てを聞かないのもいけない。


バランス良く要望を取り入れながら、こちらの用意した道に誘導していく。


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組織を運営する際に、リーダーは必ず絶対的な存在である必要がある。


しかし頑なであってはならない。


良い意味で“聞いているふりをする”ことが大事である。


要望全てを
“叶えてくれる”環境ではなく
“聞いてくれる”環境をつくることが大切である。


リーダーの仕事は働きやすい“環境をつくる”ことである。


したがって、要望は
「全てを聞いてはいけない」

聞いているふりをすることも時には非常に大切なことである。

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第二十三稿「失敗の大きな要因とは?」

こんにちは。
本日は「失敗の大きな要因とは?」について。

何をもって失敗というのかは個人差があると思うが、
ここでは思うようにことが進まなく停止してしまった場合を失敗とする。


実に失敗の大きな要因とはなんだろう?



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恐らくこれが大きな要因の一つであると思う。

“他者と自分との比較”


この感情は全くもって無意味である。

何故ならば他者と自分は“違う人間”であり“違う性格”であり“違う感情”であるからだ。


だから、そこで他者と自分を比較し、焦ったり、肩を並べようとしたり、見栄を張ったりすることは全くもって無意味である。


自分のペースを見失い、経済的若しくは精神的に自らが崩壊する可能性が高い。

又は周囲が急変ぶりについていけず崩壊するだろう。


“身の程・身の丈”などがあり

しっかり“自分の歩幅とペース”を把握しておくことが非常に大切である。



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その“歩幅とペース”を逆算することにより、事業計画を立てるのだ。


失敗の大きな要因とは、

“他者との比較”そして“身の程知らず”である。


上手くいっている人ほど必ず“自分のペース”を持っており、頑なにそれを崩さない。


「自分は自分」、「他人は他人」
としっかり理解しているからだ。


失敗しないためには、

「他者と自分を比較しない」

ことをオススメしたい!


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あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。

第二十二稿「騙されない方法(2)」

こんにちは。
本日は「騙されない方法(2)」について。

騙されないためには、人を見抜く力が必要になってくる。

まず大切なことは、その人との人間関係を見ることである。

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誰かの紹介であれば、その紹介してくれた人がどんな人か見ることが大事である。

類は友を呼ぶ、というのはまさにその通りで、同じような人間同士が集まるため、紹介者を見極めたりすることがヒントになる。


また、騙す人にはいくつか特徴がある。

・身だしなみがやたらとしっかりしている(ことが多い)
・堅実で現実的な話ではなく、未来の楽しそうな話をする(ことが多い)
・目がギラギラしている(持論)


こんな人には要注意だ。


未来の話をすることは、所謂釣るための“エサ”として話すのであろう。

大きな夢や目標を話すだけなら誰にでも出来るので、

まずは3ヶ月、半年以内に何が出来るかを話して、すぐ実践してくれる人と組むことが先決である。


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騙す人は“まず相手を安心させる”ことに一番注力する。


お金を持っていそうで、
誠実そうな服装をし、
大きな夢や目標を語り、
結論を急ぐような人と出会ったら、


相手には失礼だが、
まずは“疑い”を持って相手に接することをオススメしたい。


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あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。

第二十一稿「騙されない方法(1)」

こんにちは。
本日は「騙されない方法(1)」について。

騙しをする人は沢山いる。

だから前もって対策を練っておく必要がある。

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しかし、騙す側もプロである。
見抜くのは非常に難しい。


また、騙す側にも二(2)パターンいる。

・悪い事と知りながら騙すタイプ
・悪い事と気づかずに騙すタイプ

この二つである。


厄介なのは後者タイプである。
本人は良いことだと思って話をしてくるので非常に見抜くのが難しい。


騙されないために一番有効なのは話に乗らないことである。

しかしそれではチャンスも逃してしまうかもしれない。


ではどのようにしたら良いだろうか。



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まずはその場で即決せず、きちんとした情報を取り入れ、良く検討することが大切である。

その場で執拗に結論を急かす場合などは要注意である。

しかし、話し手も巧みである。

「こんな話二度と来ない」、「あと一枠しか空きがない」、「この後話す人で埋まっちゃうかもしれない」などと迫ってくる。


そんな時は良く考えてみてほしい。

“何故そんな貴重な話が自分なんかに回って来るのだろう”と。


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騙す側が勿論悪いが、騙される側にもその原因がある場合が多い。

良く騙される人は自分を過大評価しているか、自分を客観視出来ていないか、どちらかが多い。


だから、まずは自分を過大評価せず、客観視するようになれば、騙される事はかなり減少する。

その場で判断出来るのは熟練の経営者や投資家である。


それを十分に理解し、
どんなに良い話であっても

“即決せずに持ち帰る”


まずはここから取り入れてみてほしい。


しかし、それだけでしっかり選別出来るだろうか。
次稿では、もう少し細かな方法を記載する。

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※このブログは社会において、自分のような“弱者”がいかに賢く仕事をしていくかを綴ったブログである。
あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。

第二十稿「事業内容の表と裏」

こんにちは。
本日は「事業内容の表と裏」について。

事業を展開する上では、

・表の事業
・裏の事業

をした方が良い。



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仕事をする上で“収益”は必須である。

しかし、収益を獲得しやすい仕事は、

“地味・つまらなそう・目立たなそう”

というイメージのものが多い。


また、皆が羨むような仕事は、

“キラキラしている・楽しそう”

というイメージのものが多い。


収益だけを出していても、仕事がつまらなければ、社員は辞めていく。

収益を求めず楽しい仕事だけをしていれば社員は辞めないけど、会社は潰れる。



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だから、どちらも取り入れ、

この会社で“働きたい”という

楽しそうな“表の事業”と、
収益を維持するための“裏の事業”を

並行して行うとスムーズである。


表の事業、裏の事業
と聞くと裏の事業は悪いことをしているのではないかと、捉えてしまうかもしれないので、言葉を変えると、

表の事業=ポーズとしての仮事業
裏の事業=会社としての本事業

ということである。



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つまりは、

周囲を楽しませたり、社員を楽しませたりする、言わばパフォーマンスのような事業(表の事業)と、

会社の基盤となる、収益を重視した、核となるような事業(裏の事業)を、


上手くバランスを取って進めていけば良い。

そのような会社は多数ある。


例えば、
世間が羨むようなキラキラとした仕事のイメージが付いている会社が、実は核となる事業(※収益面で)が企業買収(M&A)であったりなど。


世間、社員へのイメージとなる事業
会社の収益となる核な事業

そんな二つの顔を持ちながら、仕事をしていくことをオススメしたい!


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※このブログは社会において、自分のような“弱者”がいかに賢く仕事をしていくかを綴ったブログである。
あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。

第十九稿「コスト削減」

こんにちは。
本日は「コスト削減」について。

利益の増やし方は二つある。

・単に売上を上げて利益を増やす
・売上を維持したまま経費を削減する




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異なる二社、A社B社が同じ年間売上5000万円であったとしても

A社が経費や人件費など1500万円
B社が経費人件費など3500万円

だった場合では利益は全く異なる。

法人でも個人でも
売上(経費や人件費など+利益)は高額だが、蓋を開けてみれば“赤字”なんてことは良くある。



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同じようにかけるコストでも、かけ方によっては後々多大な影響が現れる。

どれが正しい、ということはない。

ただ、かけなくても良いコストや、
減らせるものは減らし、コスト削減した方が良い。


そのためには、自社で出来ることは自社でしていった方が良い。

それはコスト削減にもなるが、他社へ発注する際もスムーズになる。

結果、トラブルの防止にも繋がり、仕事の効率も上がる。


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例えば、Web制作をする場合、自社で出来れば一番のコスト削減になる。

大変だが、自分か若しくは社員に習得させた方が良い。

自社では出来ない部分のみを他社へ発注をすれば良い。


その際に、何も知識がない人が発注するよりも、知識がある人が発注をした方が、要望も簡潔に伝えられ、お互いに理解も早く、スムーズになる。


また、社員が学んだことは全てマニュアルとして資料に残しておくと良い。


それがまた新たな社員のための役に立つ。


そうやって新たな事や知識を取り入れていき、自社で出来ることは自社で行っていくことが“一番のコスト削減”に繋がる。


売上を上げることも大切だが、
コスト削減をすれば“利益”を上げていけることも忘れずに実践することをオススメしたい!


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あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。

第十八稿「付加価値」

こんにちは。
本日は「付加価値」について。

商売の基本は、
「安く仕入れて(又は製造して)、それより高く売る」

である。


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しかし、それだけでは全く同じ商品A(1000円)と商品B(1200円)がある場合、

消費者目線だと勿論安い方が選ばれる。


そんな価格競争に負けないためには“付加価値”を付けた方が良い。


“付加価値”というのは様々あり

「おまけが付いている」
「可愛い包装をしてくれる」
「接客が親切で丁寧」
「24時間対応」
「配送サービス付き」
「商品保証期間が長い」

などなど。


同じ商品でも“付加価値”をいかに付けていくかによって、その商品の価値は上がっていく。



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それにより、
原価が200円の
・商品A 1000円
・付加価値を付けた商品B 1200円

付加価値を付けることにより
「同じ商品を売る」という行動に対して、得られる対価が変わってくる。


これは単に売上を伸ばすだけでなく、仕事の効率を上げることに繋がる。

それに、良いサービスの付加価値を付けることで、お客のリピーターが増えれば、営業業務の効率化にも繋がってくる。


この“付加価値”というものを工夫することが、厳しい社会で生き残るためのヒントになるので、是非オススメしたい!



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※このブログは社会において、自分のような“弱者”がいかに賢く仕事をしていくかを綴ったブログである。
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