初稿「何から始めたら良いか」
こんにちは。
本日は「何から始めたら良いか」について。
独立し、経営者やフリーランスとして活動をする際に、こんな悩みが必ず付きまとうはず。
「何から始めたら良いのだろうか?」
何から始めたら良いのか、という疑問に対して、
まずは“仕事を選定し直す”ことから始める。
「やりたいこと」ではなく「向いていること、得意なこと」を仕事にするのである。
しかし、それは非常に難しいことである。
何故ならば
「経験したことのない仕事が山程ある中で、どのように向いていること、得意なことを見出だしたら良いか」
が分からないからである。
才能とは自分でも全く想像し得ない、意外なところにある事が多く、発掘することは何よりも難しい。
そんな中、多くの人は仕事を選ぶ際、このように選ぶだろう。
「やりたい仕事の候補の中から1つを選定する」
この方法だと“運良く”向いていること、得意なことに当たればラッキーだが、中々その可能性は低い。
従って上手くいかないことが多い。
(※あくまでも独立して仕事をしていく人を対象に考えた場合)
では、どうしたら良いか。
その方法はとてもシンプルである。
「やりたいことではなく“やりたくないこと”を書き出す」
のである。
例えば、私個人の場合だと以下がやりたくないことである。
・立ち仕事
・安い給料
・接客
・早起き
・スーツにネクタイ
など。
単純にそれを含まない仕事を、自分の主軸とする仕事の候補にする。
やりたくないことを除くと、自然と自分の働きやすい環境で仕事ができ、業績が伸び、=(イコール)向いている仕事、ということになる。
上記の条件をまとめると、
“立ち仕事や接客がなく、スーツを着なくて、早朝の勤務がなく、ある程度の収入がある”仕事になる。
これらからいくつか候補が生まれる。
・デザイナー
・イベント企画運営
・プログラマー
・店舗オーナー
などが仕事候補になる。
それを始めやすいものから試せば良いのだ。
(以下は自分の経験談である)
まずデザインの仕事を始めてみたが、勤務条件は一致したが、向いていないことが分かり、次はイベント運営をしてみた。
イベント運営も向いていないことが分かり、プログラミングを勉強。
プログラミングも向いていないことが分かったが、IT業界は非常に相性が良いことが発覚したのだ。
そこで仕事を全てIT関連に絞ったところ、全ての条件をクリアし、上手くいっている。
PCは苦手であったから、「やりたいこと」で仕事を選ぶ方法では、仕事候補には全く含まれていなかった。
もしそのまま仕事の対象から外していたら、今の自分は存在し得なかったであろう。
人にはそれぞれ「向き・不向き」がある。
その仕事が好きだからといっても上手くいくとは限らない。
それでは社員や人を養うことも出来なければ、自分の生活費すら稼ぎ出すことも出来ないこともある。
だから、独立を考えていて「何から始めたら良い?」と思っている人は、
“自分のやりたくないこと”
を書き出すことがオススメ!
意外な才能が見つかるかもしれない。
※このブログは社会において、自分のような“弱者”がいかに賢く仕事をしていくかを綴ったブログである。
あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。