第八稿「ライバルを減らす戦い方・戦略(後編)」
こんにちは。
本日は「ライバルを減らす戦い方・戦略(後編)」について。
前稿で「ランチェスターの法則」について記載したのだが、今回はその具体的な活用方法を記載する。
この法則は、多く利用されており、知らず知らずの間に、消費者は“誘導”されている。
例えば、スーツを買おうと思った際に、平均的な体型の人ならこう思う。
「どこのスーツ店に行こうかな」と。
しかし、この場合どうだろう。
「一般的なスーツ店には自分に合うサイズがない。」
こんなフレーズを聞いたことはないだろうか。
「大きいサイズ“専門”店」
では例えば、服をクリーニングに出そうと思ったら大半はこう思わないだろうか。
「家から“近い”ところへ」と。
スーツ店では、
大きいサイズを求めている人からすると、
専門店は品数が豊富で周囲の視線も気にならない。
結果として“リピート”したくなるし、お店のことも覚える。
一方クリーニング店は、
クリーニングするものを一度持っていかなくてはならない。
また、受け取りに行かなくてはいけないことから、
近所の店舗を選ぶ需要が圧倒的に多くなりがちである。
結果として、引っ越しをしない限り“リピート”してもらえる可能性が非常に高くなる。
1つ、より具体的な例を挙げると、
渋谷に店舗を構える「宇田川カフェ」は、何故あんなに目立たない渋谷の奥の、人通りの少ない場所に店舗を出したのか。
そして何故こんなに知名度が高く、人気なのだろうか。
それは、“あえて”渋谷の駅近やセンター街激戦区から少し外し、
“大人な雰囲気なお洒落な夜カフェ”として、
まさに“差別化”を図り、コアな消費者の心を掴んだのだ。
運営者本人も、メディアにて「逆張り経営」と謳っている。
つまりは、少数顧客をいかに“リピート”させるかで業績を伸ばしていけるかどうかが、別れるのである。
ターゲットを狭めれるところまで狭め、“ここにしか”という“価値”生み出すことが、独立して良いスタートを切るコツである。
もしあなたが、今思った以上に成果があげられていないとするならば、この法則を取り入れた方が良いかもしれない。
“何でも出来る”
よりも
“これだけは絶対に他社には負けない”
の方が依頼する側としては安心だ。
(※スキルの技術等の事実はどうあれ)
あなたも“差別化”を図り
あなたを大切にしてくれる顧客を増やそう!
※このブログは社会において、自分のような“弱者”がいかに賢く仕事をしていくかを綴ったブログである。
あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。