第三十四稿「危険な人材」
こんにちは。
本日は「危険な人材」について。
一人の害によって、全てが駄目になることがある。
一人の害によって、皆が不幸になることがある。
良い人材は宝であるが、悪い人材は毒である。
だからこそ、冷酷ではあるが、そのような人材は切り離しておく必要がある。
その人材とはどのようなものなのか。
以下、「第一次世界大戦後厳しいヴェルサイユ条約の下でドイツ陸軍を再建した中興の祖である“ハンス・フォン・ゼークト”が提唱したとされる理論を転載する。
ハンス・フォン・ゼークト
http://ja.wikipedia.org/wiki/
(転載 始)
軍人は四つに分類される
1.有能な怠け者 前線指揮官に向いているといわれる。
理由は主に二通りあると言われ、
一つは、怠け者であるために部下の力を遺憾なく発揮させるため
一つは、どうすれば自分が楽をできる(=軍隊としても)勝利を考えるため
2.有能な働き者 参謀に向いているといわれる。
理由は勤勉であるために自ら考え、また実行しようとするので部下を率いるよりは参謀として司令官
を補佐する方が良いといわれる。また、あらゆる下準備を施すため
3.無能な怠け者 総司令官、または連絡将校に向いているとも、又は下級兵士。
理由は自ら考え動こうとしないので、参謀や上官の命令どおりに実行するため。
4.無能な働き者 処刑するしかあるまい。といわれるほど・・・。
理由は働き者ではあるが、無能であるために間違いに気づかず進んで実行していこうとし、更なる間違いを引き起こすため。」
(転載 終)
4の人材は非常に危険である。
ミスや過ちに気が付かないことは非常に危険である。
怒っても、教えても、また繰り返してしまうからだ。
3の場合はまだ良い。
積極的に働かないが、その分ミスの数も減る。
しかし、4の場合、
それでいて働き者であるが為に、次から次へとトラブルを引き寄せてしまう。
例え働き者であったとしても、
仕事として不利益になったり、
悪影響を与えてしまう人材であるのであれば、
冷酷に判断をすることも時には必要である。
※このブログは社会において、自分のような“弱者”がいかに賢く仕事をしていくかを綴ったブログである。
あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。