井上寛基「誰でも解る!易しい経営戦略の身に付け方!」

第四十二稿「継続のコツ」

こんにちは。
本日は「継続のコツ」について。


成功する方法の一つとして“継続すること”がある。

一見すると簡単なことに思える“継続すること”だが、実はかなり難しい技術である。


継続することには「コツ」がある。

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まず、継続出来ない人の原因として

・飽きてしまう
・キャパを超えてしまう
・モチベーションの維持が出来ない

などがある。


これらを改善するには“内容を計画する段階”での見直しが必要である。


もとより計画に無理があったり、理想的過ぎてしまっていたりするのである。


自分を“過大評価”し過ぎなのである。


“自分なら出来る”という自信は大切ではある。

しかし、それ以上に大切なことは“自分が出来ないこと”を明確に理解し、短期的にではなく、長期的に継続可能な計画を立てることである。

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これは「短距離走」と「長距離走」の違いと似ている。

「走る」という行動は同様だが、この2つには大きな違いがある。

それは、

短距離走は、
「ゴールが“見えている状況”で“全力”でゴールを目指す」

という点に対して、

長距離走は、
「ゴールが“見えていない状況”で“温存して”ゴールを目指す」

という点である。


つまり、長距離走では見えていないゴールまでを想定した“ペース配分”が非常に重要になってくるのだ。


・体力が尽きてしまうかもしれない。
・途中で道が荒れているかもしれない。
・雨が降るかもしれない。
・怪我をしてしまうかもしれない。
・途中で仲間が倒れてしまうかもしれない。

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長期的な継続も同様である。

先を見据えた“ペース配分”が非常に重要になってくる。


その為には、至近距離ばかりを見ていた視点を、グッと先へ延ばしてみるといい。


・“3ヶ月後”だった視点を“1年後”へ
・“1年後”だった視点を“3年後”へ
・“3年後”だった視点を“5年後”へ
・“5年後”だった視点を“10年後”へ


先へ先へ視点を延ばしてみる。

そしてその視点の先へゴールピンを打ち、逆算してそこへ向かうペースを配分していくのだ。


そうすれば、あらゆる予期せぬ障害への心の準備や対策も立てられ、
それらの障害も“ただの通過点”にしか見えなくなるはずである。


それらは“ただの通過点”なのだから時間や体力を費やす必要はないのである。

気にしなくて良いのだ。



こうすることによりゴールへの一本道が見え「継続」がしやすくなるのだ。


従って継続のコツは

「先を見据えた“ペース配分”である」

と言える。

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※このブログは社会において、自分のような“弱者”がいかに賢く仕事をしていくかを綴ったブログである。
あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。