井上寛基「誰でも解る!易しい経営戦略の身に付け方!」

第二十九稿「机上の空論」

こんにちは。
本日は「机上の空論」について。

机上の空論とは、頭の中だけで考えられた、実際には役立たない議論や計画のたとえ。

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机上の空論を多く言う人は厄介だ。

「これを、こうすれば、こうなるから、こうする」

という頭の中でのみ組み立てられた計画には2種類ある。

・実際の経験を経て考えられた計画
・実際の経験がなく考えられた計画


実際の経験がなく考えられた計画は危険だ。

リスクヘッジや様々な対策が練られておらず、被害を受けることが多々ある。


・こうなるかもしれないから、こうしておこう

どれだけ可能性が低くても、
「~かもしれない」のパターンを
より多く考え、防衛線を張っておけるような計画を立てることが大切である。


そのためには頭の中だけではなく、経験を積む必要がある。


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失敗を恐れて、行動から避ける人が多いが、

それではいつまで経っても“机上の空論”のままである。



すぐ周囲の人間から見透かされてしまうし、

説得力もなければ、人間的な魅力も感じない。



誰もが嫌なこと、面倒なこと、辛いこと、など避けてしまいがちであり、

知らず知らずの間に“机上の空論”の考え方になっているのかもしれない。


まずは何事も「やってみる」ことが大事である。


何度も経験すると気が付く。

「計画は計画であり、計画通りには進まない」


これは当たり前のことである。


あくまで計画なのであるのだから。


“計画が計画通りに進めば幸運だ。”

とでも思っておいた方が良い。


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経営をする上で
「仕事の計画をすること」
がメイン業務かと思われがちだが

「不慮な時にどうするかを考えておくこと」
こちらがメイン業務と言っても良い。


そのために
嫌なこと、面倒なこと、辛いこと、など様々なことに対して

前向きにチャレンジしてみることをオススメしたい。


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※このブログは社会において、自分のような“弱者”がいかに賢く仕事をしていくかを綴ったブログである。
あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。