井上寛基「誰でも解る!易しい経営戦略の身に付け方!」

第五稿「自己管理方法~自己暗示と誓約~(後編)」

こんにちは。
本日は「自己管理方法~自己暗示と誓約~(後編)」について。

第四稿で挙げた、フリーになった際の3つの大きな壁。

・スケジュール管理
・モチベーションの維持
・体調管理

を、解決するために必要なのは、
“自己暗示”と“誓約”であり、

自分が自分自身に対して、「絶対に守るべきルール」を定めることが大切である。


では、このルールを楽な方に流されずにどのようにして守っていけば良いのか。



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実は「考え方」だけで解決する。

「成りたい自分を想像し続ける」のだ。

・お金持ち ・自由な時間 ・社会的地位 ・モテる ・社会貢献 ・良い生活

なんでも良い。


そして“今の自分”は、未来のために、“未来の自分”に働かされているんだ、と思い込む。


また“過去の自分”とも比較しながら生きていく。


これだけで大丈夫。



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決めたルールを最初から全て守れなくても良い。

むしろ最初から、全て守れているのなら、とっくに大成しているか、自分に甘いか、のどちらかだ。


最初から「全て守る」ではなく「守れるようになっていく」


つまり、
大切なのは「成長していく」ということだ。

いきなりビル5Fによじ登れ、と言われたらきついが、階段を登れば5Fなど何てこともない。


そんな要領で定めたルールを守っていくのがオススメだ。


過去に“出来なかったこと”を、今“出来るようにしていくこと”が大切なのだ。


従って、“甘いルール”よりは、より“厳しいルール”を設定して臨んでもらいたい。



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それが時には“何のためにこんなことを”と自暴自棄になる時もあるけれど、


その時は“未来の自分”を見て
「成りたい自分を想像」しよう。



そして、“過去の自分”(スタート地点)を見てみよう。

気がつけば、とても遠くに見えるはず。


きっとその“変化”が何よりも自分のモチベーションになるに違いない。



あなたも「自己暗示と誓約」を設定して成長しよう!

そして「成りたい自分を想像し続けよう!」


そうすれば、 自然と目標は叶っているはず!

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※このブログは社会において、自分のような“弱者”がいかに賢く仕事をしていくかを綴ったブログである。
あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。

第四稿「自己管理方法~自己暗示と誓約~(前編)」

こんにちは。
本日は「自己管理方法~自己暗示と誓約~(前編)」について。

フリーランスとして活動をしている方に立ちはだかる難関として「“自己管理”をどのようにしていくか」がある。

・スケジュール管理
・モチベーションの維持
・体調管理

個人的には、この3つが非常に難関になると思う。



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独立したてで、こんな方がよく居る。

・休みの取り方が分からない
・やることが沢山で頭がパニックになる
・やる気を維持することが出来ない

など。


何が原因でこんなことになってしまうのだろう。



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それは「明確な“目標設定”や“手順”の組み立て」が出来ていないからだ。


そこで解決するために必要なのは、
“自己暗示”と“誓約”である。


つまりは、自分が自分自身に対して、「絶対に守るべきルール」を定めることが大切なのだ。

「自分は必ず上手くいく」
などという自己暗示や、

「働き方から、時間、仕事量、仕事の範囲」
などの誓約を事細かに。


しかし、これを“守ること”は想像以上に難しい。

かなり強い意思を持っていても、楽な環境へと流されてしまいがちになる。



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非常に難しく出来ない人が多いから、
それを強引的にさせているのが「会社組織」だ。


出勤時間や退勤時間や、仕事量、ペース配分、全てルールが決められている。


組織にいる場合は、そのルールに則っていれば良いか、独立するとルールがなくなるので、自分で全て自分のルールを決めなくてはコントロールが効かなくなる。


従って“絶対に守るべきルール”を定めることは自分を守るために必須で行ってほしいことである。


だが、ルールを定めても、それを守り続けることは出来るだろうか。



ではどのようにして定めたルールを守り続けていけば良いのか。



この続きは、第五稿にて。


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※このブログは社会において、自分のような“弱者”がいかに賢く仕事をしていくかを綴ったブログである。
あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。

第三稿「真似から入るスキルアップ」

こんにちは。
本日は「真似から入るスキルアップ」について。

いきなり全く新しい、斬新なことを成し遂げようとしても、それは難しい。

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その成し遂げようとしていることに対して、自分自身のスキルや経験、資金力が見合っていないからである。

「“オリジナル”+“何らかの経験値”」が合わさって初めて成し遂げられる。


“それ”は、真似を繰り返した先に、徐々に徐々に試行錯誤し、変化させ、初めて生まれるものだ。

だから先ずは“真似”をしよう。



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やり方(ノウハウや手順)は、教われば簡単に知ることが出来る。


しかし、やり方を知るだけでは、実際には何も出来ない。

その“過程”や“思考”、又“苦労”などは、実際に経験してみないと分からないものだ。

だから、実際に真似をして、“行動してみる”のだ。


まさに「百聞は一見にしかず。」である。


その“過程”“思考”“苦労”などが、その人の“何らかの経験値”となり、その人の個性となり「ブランド」となる。


そのブランドが確立され初めて「新しいことや斬新なこと」が認められ、評価を得ることになる。


そこまでは非常に長く険しい道のりである。


だからこそ独立し、存続し続けることが難しいとされている。


◎会社生存率(中小企業対象)
国税庁調べ

~100社が生き残る確率~

5年後⇒約14/100社(14.8%)
10年後⇒約 6/100社(6.3%)
20年後⇒約 0/100社(0.4%)


なかなか恐ろしい数値だ。



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あなたが“天才”であれば話は別だが、
“凡人”だと自覚が出来るのであれば、

数年間は10割の真似をし、
“何らかの経験値”が身に付いたら

「オリジナル」に挑戦しよう!


また、その際は、

「“9割の真似”と“1割の独創性”」

の割合をオススメしたい!


“1割の独創性”で十分あなたの個性は表現出来る!

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※このブログは社会において、自分のような“弱者”がいかに賢く仕事をしていくかを綴ったブログである。
あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。

第二稿「質問上手は成功の近道」

こんにちは。
本日は「質問上手は成功の近道」について。

この場合の質問上手とは“相手が応えやすいような”質問が出来ることを指すものとする。

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以下2つの質問は結果的に同内容を聞いている。
しかし、自分なら間違いなく②に対して親身になって応えるだろう。

①現在、独立を考えていますが、何かアドバイス貰えませんか?
②現在、○○(業種)として、独立を考えていますが、何から始め、何に注意をしたら良いのでしょうか?


また、スキルを教えて欲しい場合も同様です。
間違いなく②に対して親身になって応えるだろう。

①△△を作成出来るようになりたいので、教えて頂けませんか?
②△△について色々勉強してみました。しかし、××の部分で躓き、困ってます。××の部分から教えて頂けませんか?


こうやって見比べると違いは歴然だが、なかなか気付かない盲点である。


人から教わるというのは、その人から“スキルを盗む”ということでもある。



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容易に教えてくれるはずがない。


こう考えたら分かりやすい。


へらへらしながら教えて下さい、というのと、真面目な顔をして教えて下さい、と土下座をして頼み込まれたら、その差は歴然。



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要するに“必死さ”や“本気度”で判断されているのだろう。

実際のところ、どちらの方が本当に必死かや本気なのか等というのは、本人にしか分からない。


しかし、「そう魅せる“質問能力”が大切」ということである。


質問を、より具体化させたり、自分で調べてみてから質問をしたり、つまりはその“ひと工夫”が独立する為に一番最初に問われる能力なのだ。


成功している人が皆がこの能力があるかは定かではないが、

少なからずこの能力が長けている人の方が、成功がスムーズであることは言わずとも分かる。



従って「質問上手は成功の近道」ということになる。


今仕事で躓いている人は、是非一度自分の質問の内容を見直して貰いたい。


また、周囲で教わり上手な人が居たら、是非その質問内容を聞いてみて貰いたい。


この能力を高めてたくさんの

“スキルを盗むこと”

をオススメしたい!


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※このブログは社会において、自分のような“弱者”がいかに賢く仕事をしていくかを綴ったブログである。
あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。

初稿「何から始めたら良いか」

こんにちは。
本日は「何から始めたら良いか」について。

独立し、経営者やフリーランスとして活動をする際に、こんな悩みが必ず付きまとうはず。

「何から始めたら良いのだろうか?」

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何から始めたら良いのか、という疑問に対して、
まずは“仕事を選定し直す”ことから始める。


「やりたいこと」ではなく「向いていること、得意なこと」を仕事にするのである。


しかし、それは非常に難しいことである。


何故ならば

「経験したことのない仕事が山程ある中で、どのように向いていること、得意なことを見出だしたら良いか」

が分からないからである。



才能とは自分でも全く想像し得ない、意外なところにある事が多く、発掘することは何よりも難しい。


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そんな中、多くの人は仕事を選ぶ際、このように選ぶだろう。


「やりたい仕事の候補の中から1つを選定する」


この方法だと“運良く”向いていること、得意なことに当たればラッキーだが、中々その可能性は低い。


従って上手くいかないことが多い。

(※あくまでも独立して仕事をしていく人を対象に考えた場合)




では、どうしたら良いか。


その方法はとてもシンプルである。


「やりたいことではなく“やりたくないこと”を書き出す」
のである。


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例えば、私個人の場合だと以下がやりたくないことである。

・立ち仕事
・安い給料
・接客
・早起き
・スーツにネクタイ

など。


単純にそれを含まない仕事を、自分の主軸とする仕事の候補にする。


やりたくないことを除くと、自然と自分の働きやすい環境で仕事ができ、業績が伸び、=(イコール)向いている仕事、ということになる。


上記の条件をまとめると、

“立ち仕事や接客がなく、スーツを着なくて、早朝の勤務がなく、ある程度の収入がある”仕事になる。


これらからいくつか候補が生まれる。

・デザイナー
・イベント企画運営
プログラマー
・店舗オーナー

などが仕事候補になる。


それを始めやすいものから試せば良いのだ。


(以下は自分の経験談である)

まずデザインの仕事を始めてみたが、勤務条件は一致したが、向いていないことが分かり、次はイベント運営をしてみた。


イベント運営も向いていないことが分かり、プログラミングを勉強。


プログラミングも向いていないことが分かったが、IT業界は非常に相性が良いことが発覚したのだ。



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そこで仕事を全てIT関連に絞ったところ、全ての条件をクリアし、上手くいっている。


PCは苦手であったから、「やりたいこと」で仕事を選ぶ方法では、仕事候補には全く含まれていなかった。


もしそのまま仕事の対象から外していたら、今の自分は存在し得なかったであろう。


人にはそれぞれ「向き・不向き」がある。


その仕事が好きだからといっても上手くいくとは限らない。


それでは社員や人を養うことも出来なければ、自分の生活費すら稼ぎ出すことも出来ないこともある。


だから、独立を考えていて「何から始めたら良い?」と思っている人は、



“自分のやりたくないこと”
を書き出すことがオススメ!

意外な才能が見つかるかもしれない。



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※このブログは社会において、自分のような“弱者”がいかに賢く仕事をしていくかを綴ったブログである。
あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。