井上寛基「誰でも解る!易しい経営戦略の身に付け方!」

第十五稿「上下関係の在り方と回避法」

こんにちは。
本日は「上下関係の在り方と回避法」について。

仕事をし始めの頃や独立したての頃など、人との付き合いに非常に手こずる。

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初めて会う方と名刺交換をして、付き合いを重ねていくと、どうしても上下関係が出来てしまう。


これは仕方のないことではある。


・キャリアの長い側
・資金力の強い側


いずれかを兼ね備えていると、仕事を優位に進めていくことが出来る可能性が高い。


これにより見えない“上下関係”が生まれてしまう。


勿論、キャリアを積めば、資金力があれば、自分が優位に進めて行きやすくなる。


しかし、仕事をし始めた頃や、独立したての頃ではどちらも厳しく、対等に仕事を進めていくことは困難な場合が多い。



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(※ここから先はあくまでも個人の見解です。)


その場合、どのように上下関係を保てば良いのか。


キャリアもない、資金もなければ、“情報量”で勝てば良い。


仕事・プライベート関係なく、雑多な情報を抱えている人というのは、重宝されやすく、優位に立ちやすくなる。


だから、独立してまずやるべきことは“情報収集”であるとも言える。



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社会常識は勿論、仕事、流行り、娯楽、恋愛など幅広い情報収集をしておくと非常に役に立つ。


“この人は何でも知っている”ということがキャリアや資金に対抗する“鎧と武器”の役目を果たしてくれる。


従って、理不尽な上下関係を回避していくためには幅広い“情報量”を集めることをオススメしたい!

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※このブログは社会において、自分のような“弱者”がいかに賢く仕事をしていくかを綴ったブログである。
あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。

第十四稿「トラブル防止には…」

こんにちは。
本日は「トラブル防止には…」について。

トラブルに繋がりやすい事例ナンバーワンと言える問題が“言った言わない”の水掛論だと思う。

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記憶というのは中々曖昧なもので、約束した内容がどんどん変わっていってしまう場合がある。


そんな際にいくら「間違ってるよ!」と伝えても「いや、そんなことはない」と

最終的には力関係が強い方の意見で決定していき、弱いものは泣き寝入りをしなくてはならなくなる。


そんな理不尽なことを阻止するためには「お互いが共有出来る証拠」を残しておく必要がある。

これだけで多数のトラブルを防ぐことが出来る。

契約書を交わすのが一番良い証拠になるのだが、些細なことで毎回毎回は現実的ではない。


そんな時は互いに共有出来るよう、文面に起こし、相手宛にメール等で送っておくと良い。



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例えば、打合せや電話で決めた内容は、

“本日の打合せ内容のまとめ”
などとしてメールなどにまとめて送る。


それが後で議論になった際に、証拠として非常に役に立つ。

※メールが一番最適だが、LINE等でやり取りをする場合は、万が一消えないよう送信内容ページを“スクリーンショット”を取っておくと良い。


この際に予測されるトラブルを出来るだけ多く考え、細かく記載すると良い。


例えば、
「○○な場合は除く」

「○○な場合は別途費用が掛かるものとする」

など。


これが一番初歩的な“リスクヘッジ”であり、仕事を円滑に進めるための材料になる。


トラブル防止には、

「口約束や決め事は毎回“文面に起こして相手と共有する”こと」

をオススメしたい!


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あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。

第十三稿「仕事の任せ方」

こんにちは。
本日は「仕事の任せ方」について。

仕事が増えてきたり、幅を広げようとした時に、一人では身体や時間に限界が来る。

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その際に、人を雇ったり、人を動かしたりすることになる。


そこに苦労する人は少なくない。


仕事を任せる際に大切なことは

“単純化”“明確化”させることである。


分かりやすい「マニュアル」を組み立てて、教えてあげることが大切だ。



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部下がミスをして一方的に怒る方がいるが、部下のミスは上司の教育不足が原因なことが多い。


防止策としては、事前に起こりうるミスを想定して、マニュアルと共に教育をすれば良いのだ。


口で伝えれば分かるだろう?というのは理想的だが、口で上手に説明出来るスキルがないうちは、悪循環だ。


口で説明⇒分かりにくい⇒部下がミスをする⇒教え直す、怒る


かなり効率が悪い。


マニュアルを作成したり、文字に起こして説明してあげることは非常に手間だが、誰にも平等に伝わり、見直すことも出来る。

それを使って部下がまたその下の部下に教えてあげることが出来る。



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“人各々が違う”という概念を持たなくては、必ず失敗する。


つまりは、同じことを同じように伝えても、“人によって捉え方・受け止め方”は異なってくるのだ。


それは、これまでの経験が違うので、仕方のないことだが、決して自分自身をベースに考えては、スムーズには進まない。


人に説明をしたり、教えたりする時は、

「誰が見ても平等な、誤解の生まれない、マニュアル作りや文面起こし」をオススメしたい!


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※このブログは社会において、自分のような“弱者”がいかに賢く仕事をしていくかを綴ったブログである。
あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。

第十二稿「交渉方法」

こんにちは。
本日は「交渉方法」について。

交渉時に瞬時にYes Noを出したり、提案をするのは難しい。

その際に重要なのは“事前準備”だ。

つまり「予習」

交渉に大切なのは、事前に様々なパターンを想定して、様々パターンに対する“答え”を用意しておけば良い。



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そうすれば焦ることはない。


そしてどの答えにも“2つ以上”の相手への提案を考えておこう。

理想は3つ以上である。


何故ならば「相手に選ばせる」ことが交渉では非常に重要だからである。


相手が「自分で選んだ」という事実を作れるのと、選択肢を用意することで、答えを“誘導”しやすい。



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「松竹梅の法則」というものがある。

例えば、A、B、C3つのブランドの時計を販売する際に「B」を一番売りたいとする。

その場合、
A \1,198,000
B \398,000
C \88,000

比較対象があることにより、Cがより安っぽく見え、Aがより高級に見えてくる。


この際に無難にBを選択する確率が非常に上がるのだ。




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もし、2つで提案する場合は、どちらを選んでも自分にメリットを作るように、同じバランスにすれば良い。

例えば、
A \1,198,000
B \398,000

のみの場合、
Aの場合は分割払いが可能
Bの場合は一括払いのみ


これは極端な例だが、お店にとっては高額なものを買って貰いたいが、分割よりは確実に支払ってもらえる一括払いの方が安心だ。

A「高額売上-安心」
B「少額売上+安心」

でバランスを取って提案をする。


若しくは、極端に差をつけて提案をする。

Aの場合は一括払いのみ
Bの場合は分割払いも可能

理不尽な条件ではあるが、これでは大半がBを選ばざるを得ない。

半強引にBを選択させたい時に有効だ。



これを交渉に応用するのだ。


このように交渉というのは、予習をして臨むものなのである。


よって自分に不利な選択をしないためには、綿密な予習をすれば良いと言える。


予習が勝った側が、より良い条件・環境を勝ち取れるのだ。


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あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。

第十一稿「嫌な仕事の減らし方」

こんにちは。
本日は「嫌な仕事の減らし方」について。

“嫌な仕事”というのは必ず存在する。

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独立をして自分で仕事を始めると、ふとこんな時がある。


「あれ、これが本当に求めていたものなのだろうか?」


そうやってふと立ち止まることは大切である。


そんな時は遡るが、第ー稿で記載した内容を再度実践してみると良い。


独立を決意した時に思っていたことと、実際に活動を始めてからでは、
「やりたくないこと」の内容は異なってくるに違いない。


さて、嫌な仕事を減らすには“Yesマンにならないこと”をお薦めしたい。


関係性や状況などもあると思うが、嫌な仕事を嫌なままにしておくことは、

ストレスに繋がるのと、何らかのトラブルに変化しやすい。



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なんでもハッキリ意思表示をすることが大切である。


しかし、意外と難しい。


意思表示をハッキリさせ過ぎると、キツく感じたり、不快感を与えてしまう場合がある。

また、言うタイミングを間違えると、最初と言っていることが違う、とトラブルに繋がりかねない。



そこで、大切になってくるのは、前後に“明確な理由”と“具体的な提案”をつけることである。



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ここでは3W1Hが大切である。


「だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」


“自分が何に対して何故そう思っているのか”を伝え
“どのようにしていきたいのか”や“提案”を伝えることが大切になる。


仕事はお互いの“バランス”で成り立っている。


一方的にならず、相手に対して十分な“メリット”を提案することで、嫌な仕事を避けていくことが出来る。


仕事では“交渉”が多く、
相手から提案された内容を“訂正”し、瞬時に“提案”するスキルが大切になる。


しかし、その場で咄嗟に良い提案が出来るだろうか。


では、瞬時に的確な“提案”をするためには…


それは次稿で記載しよう。


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第十稿「経営的、普遍的な見方」

こんにちは。
本日は「経営的、普遍的な見方」について。

第九稿で記載した“マーケット”を創ることに対しての“ポイント”なのだが、

「逆転の発想をし“錯覚”を創る」
ということが非常に大切になる。


消費者を、社員を、良い意味で“騙す”のだ。

そういうマーケットを創ることが成功の鍵となる。



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どういうことかと言うと、
よく街中にある“カフェ”は、消費者、社員目線であれば“飲食業”である。

しかし、経営的、普遍的な見方をした場合、“カフェ”は“レンタル業”や“不動産業”と見ることが出来る。


何故ならば、一部のお客様を覗き、大半は、どうしてもそのお店のコーヒーを飲みたいから来店をしている訳ではなく、

・空き時間を潰しに
・打合せをするために
・仕事をするために
・休憩場所として
etc

などの理由がメインで、結果としてドリンクを注文しているだけであるからである。

つまり、「スペースを利用したい」ために、ドリンクを買うのだ。


つまり経営者は、全体のスペースを椅子やテーブルを配置することによりいくつかに区切り、“1区画毎スペース”を売っているのだ。



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1人の平均利用時間が1hだとし、コーヒーが1杯500円、1杯の原価が20円だとした場合、

カウンター席であれば、
“80cm×80cmのスペースを、1h480円でレンタルしている”という考えになる。


また、同じような発想で、
フランチャイズ展開をしていく店舗であれば、その“知名度”と“ノウハウ”をセットに販売している“不動産業”と言える。


実際にマクドナルドの創設者が、そのように語っている事実がある。

~実例~
マクドナルドの創業者、レイ・クロックが
スタッフにこう聞いた。

レイ・クロック「わたしたちの仕事はなんだ?」
スタッフ「ハンバーガーを売ることです!」
レイ・クロック「違うよ。わたしたちの本当のビジネスはハンバーガーを売ることじゃない。不動産業だよ。」
~実例~



このように、何事にも“戦略”がある。

100%勝てる方法というのは、まず不正などを行わない限り存在しないが、


勝ちの確率を限りなく100%に近付くように引き上げることは、
戦略次第、考え方次第で、可能なのである。



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このような考え方は、一見「理屈的」「偏見」だと思われるのだが、当然である。

何故ならば、99.9%の人は成功出来ず、0.1%の人が成功する訳なのだから、0.1%の考え方を持たなければ、いつまで経っても上手くいくはずがない。



寧ろ、大半がそのような戦略など考えずに経営をするので、5年以内で潰れる会社が多いのではないかと、推測している。


◎会社生存率(中小企業対象)
国税庁調べ

~100社が生き残る確率~

5年後⇒約14/100社(14.8%)
10年後⇒約 6/100社(6.3%)
20年後⇒約 0/100社(0.4%)


勝ちたいのなら戦略を練ろう!


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あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。

第九稿「マーケットの作り方」

こんにちは。
本日は「マーケットの作り方」について。

マーケットとは?
マーケットとは“市場”のことである。

つまり“需要”と“供給”が成り立つ関係性の拡がりの範囲を市場と言う。



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最近ではインターネットが普及したことから、マーケットの作り方にも変化が生まれてきた。


しかしながら、根元として大切であり、マーケットを築く際に重要なのは“需要があるか”だ。


例えば、この時代(2016年)に“ワープロ”や“テレホンカード”が滅多に売れないように、

“需要”がなければ当然売れない。
つまりはマーケットとして成り立たない。


需要があるかどうか、日常から細かく調査をする必要がある。


その見極めは非常にセンスが問われる。



マーケットを造る上で方法は大きく2つある。

(1)マーケットを1から構築する
(2)既に出来上がっているマーケットの中でマーケットを開く


例えば、
(1)は、新たに自分のお店を開いたり、教室を開いたり、独自のWebのショップを開いたり、などである。
(2)は、既に集客体勢が整っているショッピングモールの中にお店を開いたり、Amazon楽天ショップなどの中にWebショップを開いたり、などである。



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どちらがお薦めという訳ではない。
向いている方を選択すれば良い。


しかしながら、どちらにも大切なのが、先程も記載した“需要があるか”である。


必要と“されて”いるものを察知し、マーケットを拡げることが重要である。


まずは、自分と少しでも関連がありそうな“周囲の需要”を書き出してみよう。



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その中から検討していくのだが、
そこには“ポイント”がある。


それはまた次稿で説明しよう。



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※このブログは社会において、自分のような“弱者”がいかに賢く仕事をしていくかを綴ったブログである。
あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。

第八稿「ライバルを減らす戦い方・戦略(後編)」

こんにちは。
本日は「ライバルを減らす戦い方・戦略(後編)」について。

前稿で「ランチェスターの法則」について記載したのだが、今回はその具体的な活用方法を記載する。

この法則は、多く利用されており、知らず知らずの間に、消費者は“誘導”されている。


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例えば、スーツを買おうと思った際に、平均的な体型の人ならこう思う。
「どこのスーツ店に行こうかな」と。


しかし、この場合どうだろう。
「一般的なスーツ店には自分に合うサイズがない。」


こんなフレーズを聞いたことはないだろうか。
「大きいサイズ“専門”店」


では例えば、服をクリーニングに出そうと思ったら大半はこう思わないだろうか。
「家から“近い”ところへ」と。


スーツ店では、
大きいサイズを求めている人からすると、
専門店は品数が豊富で周囲の視線も気にならない。

結果として“リピート”したくなるし、お店のことも覚える。


一方クリーニング店は、
クリーニングするものを一度持っていかなくてはならない。
また、受け取りに行かなくてはいけないことから、
近所の店舗を選ぶ需要が圧倒的に多くなりがちである。

結果として、引っ越しをしない限り“リピート”してもらえる可能性が非常に高くなる。


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1つ、より具体的な例を挙げると、
渋谷に店舗を構える「宇田川カフェ」は、何故あんなに目立たない渋谷の奥の、人通りの少ない場所に店舗を出したのか。
そして何故こんなに知名度が高く、人気なのだろうか。


それは、“あえて”渋谷の駅近やセンター街激戦区から少し外し、
“大人な雰囲気なお洒落な夜カフェ”として、

まさに“差別化”を図り、コアな消費者の心を掴んだのだ。


運営者本人も、メディアにて「逆張り経営」と謳っている。



つまりは、少数顧客をいかに“リピート”させるかで業績を伸ばしていけるかどうかが、別れるのである。



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ターゲットを狭めれるところまで狭め、“ここにしか”という“価値”生み出すことが、独立して良いスタートを切るコツである。


もしあなたが、今思った以上に成果があげられていないとするならば、この法則を取り入れた方が良いかもしれない。


“何でも出来る”

よりも

“これだけは絶対に他社には負けない”


の方が依頼する側としては安心だ。
(※スキルの技術等の事実はどうあれ)


あなたも“差別化”を図り
あなたを大切にしてくれる顧客を増やそう!


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※このブログは社会において、自分のような“弱者”がいかに賢く仕事をしていくかを綴ったブログである。
あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。

第七稿「ライバルを減らす戦い方・戦略」

こんにちは。
今更だが、このブログは社会において、自分のような“弱者”がいかに賢く仕事をしていくかを綴ったブログである。
あなたが社会において、“強者”であるならば参考にはならない。


さて、本日は「ライバルを減らす戦い方・戦略(前編)」について。

社会において、ライバルは少ない方が良い。

ライバルを減らす事により、頂点を獲る確率が上がるからだ。


あなたが何故今勝てていないのか。



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それは、小学生が年齢制限の無い、陸上大会に応募して、その頂点を狙おうとしているようなものであるからだ。


頂点を狙える逸材であるなら話は別だが、冒頭で記載したよう、これは“弱者”に向けた内容だ。


では、どのようにするのか。
簡単だ。

その方法は「ランチェスターの法則」を応用利用することだ。



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これは、元来戦争に使われていた戦略だ。


ランチェスターの法則について、詳しくは以下を参照。

こちら>>


経営において、この戦略はこのように利用する。

大切なことは

“ターゲットを絞り込む”ことだ。


つまりは、

“差別化”“狭い範囲を集中的に”

が大切なのだ。


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例えば
先程の例を使うと、

「小学生が年齢制限の無い」を
「○○地域の小学生のみ参加可能な」とし、

「陸上大会」を
「陸上の100m走競技の大会」とすると、

頂点を狙える可能性はぐっと上がる。


それを仕事に応用させるのだ。



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社会には、大小様々なコミュニティがあり、そのコミュニティは全てピラミッドになっている。

“強者が弱者を喰う”成り方だ。

例えばショッピングモールであれば、

⇒そのマーケット(大小関わらず)を開いているものがトップ

⇒マーケットの中でお店を開いているもの(オーナー)、そのお店に商品を卸しているものが2段目、3段目

⇒そのお店でオーナーに雇われ、店長として働いているものが4段目

⇒そのお店で店長に雇われ、社員として働いているもの、アルバイトしているものが5段目、6段目

⇒職を獲れずリタイアしていくものが7段目


ピラミッドの頂点をとったものが、
それまで居たコミュニティより更に大きなコミュニティに挑戦出来る。

だから先ず、大小関わらず、頂点を取らないことには始まらない。



そんな戦略を利用している事例はいくつもある。


では、具体的にどのように活用しているのか。

それは、第八稿にて。



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〈終〉
※次回は第八稿「ライバルを減らす戦い方・戦略(後編)」です。11/5(土)記事追加更新予定☆

第六稿「目標の立て方と実行」

こんにちは。
本日は「目標の立て方と実行」について。

皆さんは目標をどのように立て、どのように実行しているだろうか。

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目標を立てる際には「“期限”を決める」ことが非常に重要である。


・35歳迄に資産を○○万円作り、セミリタイアする!
・28歳迄に自由に旅行行けるようになる!

など。


また、それを実行するためには“努力”をしなければならない。


その努力は目標が大きければ大きいほど、過酷なものになる。


それを継続し、耐え切れるか、が成功するポイントになる。

そんな時に役に立つのが、第五稿で記載した「成りたい自分を想像し続ける」である。



では何故、

「成りたい自分を想像し続ける」
「“期限”を決める」

が大切なのか。


それは、学生時代に勉強やスポーツなどを何故頑張れていたか、

を考えてみてもらえたら分かりやすい。


人各々だが、

・テストを頑張れば、○○を買って貰えるという楽しみの為
・親や友人に誉めてもらえる喜びの為
・良い大学に入る為
・いついつの試合で勝つ為


つまり、
「楽しみなゴール」を作ってあげることによって、それに向かってぶれずに真っ直ぐ進むことが出来るのだ。



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従って、
「成りたい自分を想像し続ける」
「“期限”を決める」


というのは、
「具体的な楽しい未来を想像して、ポジティブにゴールを目指そう!」

ということである。



ゴールを設定したら、あとはそのゴールまでの道のりを逆算して、
より細かく通過点を設定していくだけだ。



・(現在23歳で)28歳迄に自由に旅行行けるようになる!

であれば、
23歳の内は色々な人に会って話を聞く
24歳では何でもチャレンジしてみる
25歳までには生計を立てられるようにする
26歳で仕事を絞っていく
27歳にはベースとなる仕事を決め、人を雇えるようにする
28歳ではスタッフに仕事を任せ、空いた時間に自由に海外へ行く


と細かく未来設計をしていく。



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当然この通りにはいかないが、
細かく設計しておいた方が、途中で計画が遅れている場合など軌道修正がしやすく、

設定通りに目標を達成しやすくなる。


細かく未来設計をしたら、そのために何が必要かを紐解いていく。


23歳の内は色々な人に会って話を聞く
 →色々なところへ顔を出す、知人から人を紹介してもらう
   →月に何人に会うなど具体的に目標を設定

24歳では何でもチャレンジしてみる
 →これまで会った人に積極的に営業をかけてみる
   →頂いた仕事には何でもチャレンジ

25歳までには生計を立てられるようにする
 →月収18万円を割らないように試行錯誤する
   →やりたくない仕事、しんどい仕事でも頑張る

26歳で仕事を絞っていく
 →何に重点をおいて仕事をするか定める


27歳にはベースとなる仕事を決め、人を雇えるようにする
 →月収40万円を割らないように試行錯誤する


28歳ではスタッフに仕事を任せ、空いた時間に自由に海外へ行く




このようなイメージである。



自分自身で自分の“指標”を作り、1つ1つこなしていく。


これでゴールまで辿り着いてしまう。




さて、ここまでで「精神的な準備」が完了するのだが、こんな理屈だけで果たして上手くいくのだろうか。



第七稿からは、成功率を上げていくための“戦略”について少しずつ書いていく。


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